私は高校生娘と中学生息子がいます。 子供達がが幼稚園、小学生の頃に習い事をいくつかさせていました。 さて、それらはよかったのか? 何か現在に役立っていることはあるか? これからお子様に習い事を考えている方に体験談をご紹介したいと思います。
娘 編
3歳~6歳 ヤマハ音楽教室グループレッスン
私がピアノを子供の頃に習っていたので、子供にも音楽に触れさせたいとい思って通い始めました。 又、娘が極度の人見知りだったので、お友達作りも兼ねて習うことにしました。 慣れるまでに多少時間はかかりましたが、徐々に楽しく通えるようになりました。
4歳~6歳、11~12歳スイミング/5~9歳体操教室
娘はアレルギー体質だったので、症状緩和にいいかと思いスイミングを始めました。 そして、他のスポーツもセットで習うと通常料金よりお得にできるということで、体操教室も習うことにしました。 体育の授業で体操が苦手にならないようにすることも目的でした。 週に2回通うことで体力もつきましたし、体育も得意科目になりました。
7歳~9歳はアメリカで過ごしていたのですが、公共施設の体操教室に通いました。 初心者コースでも本格的な体操器具を使用していて驚きました。 中級車コースへ上がると吊り輪、平行棒、あん馬、平均台、トランポリンなども練習していました。 片手が障害でない子も一緒に習っていて、アメリカはすごいなといろんな意味で感心しました。
⇧普通の子供の体操発表会なのですが、会場も広いし、スケールが大きかったです。
スイミングは帰国後に再開して、クロール、背泳ぎ、平泳ぎを泳げるようになりました。 アレルギー体質は緩和したかは分かりませんでしたが、悪化はしませんでした。 ただ、スイミングに通っている間は、ウィルス性いぼが足の裏にいつもできて苦しみました…
7~13歳 ピアノ
海外で生活していたときだったので、日本人のピアノの先生を探して個人レッスンを受けていました。 帰国後も続けて、音楽会の伴奏などにチャレンジしていました。 塾通いが始まり練習の継続が難しくなってので終了としました。 今でも音楽は大好きですが、またピアノを弾きたい、他の楽器を弾いてみたいということはないようです。
8~9歳 KUMON 英語
公文は世界中に教室があります。アメリカで近所にあったこと、そして日本人の先生だったので、習うことにしました。英語のみを習いました。最初は単語や発音、そこから徐々に短い文章、長い文章へと難易度が上がっていきました。小学校4年生で英検4級合格まで進めることができました。今でも英語は得意教科となっているようですが、ヒアリングは聞き取ることは難しく、耳に幼少期の記憶は残っていないようです。
8~9歳、11歳 硬式テニス/12歳 軟式テニス
アメリカで暮らしていた時に家族でテニスを始めまして、そこからお友達とテニスを習い始めました。帰国後は市のテニス教室に通いました。住んでいる地域の中学校では軟式テニス部しかないということで、硬式テニスから軟式テニスへ変更しました。その後、中学校へ進学してソフトテニス部で頑張っていました。

テニスは家族で遊べるスポーツになっています。
11~12歳 書道
きれいな字を書いて欲しいという私の希望で、帰国後書道に通いました。習っているときはきれいに字が書けるようになったなと感じていたのですが、止めてしまうと丸字に戻ってしまいました…
息子 編
下の子というのは、どうしても姉の影響が大きくなりまして、同じ習い事をさせることが多いです。送り迎えの事情が大きいですね。
4~5歳 KUMON 英語
姉と一緒に始めました。宿題が自分ではまだできない年だったことや英語に馴染みがなかったので四苦八苦しながらやりました。小学校1年生で英検5級まで進めることができました。今でも英語は得意教科のようですが、姉と同様でヒアリングは難しいようです。
5~7歳 サッカー
主人が息子にサッカーをさせたかったことやお友達の影響で始めました。ただ、サッカーはボールを奪い合いが多く、身体のぶつかり合いもある競技でして、当時の優しい性格の息子にはそこまでハマらなかったようです。
8~12歳スイミング/体操教室
帰国後スポーツクラブで習いました。スイミングはクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ泳げるようになりました。体操教室は体育の授業で行う種目は大体できるようになりました。体育に苦手意識はないようなので習って良かったです。
7~11歳 硬式テニス/12歳~現在 軟式テニス
家族でテニスができるように、息子に勧めて習い始めました。最初の頃はうまくできずあまり楽しそうではありませんでした。小学校高学年になった頃から上手になってきて、中学校でもテニスを続けたいということで軟式テニスへ変更し、現在部活でもがんばってやっています。かなりパワーテニスができるようになって、今はとても楽しいようです。
8~12歳 書道
きれいな字が書ける男子になって欲しくて、姉と一緒に通い始めました。姉は通った期間が短かったので字が定着しませんでしたが、息子は5年間通ったので、今でもしっかり書けば上手です。普段は殴り書きでちゃんと読めませんが…
⇧プログラミングは将来につながりそうな習い事ですよね。学習系習い事はあまりしなかったので、やらせてもよかったかと思います。
習い事ではないが、やったこと 編
3歳~12歳 ワーク
本屋さんで購入できるワークを小さい頃からやっていました。1日10分でも勉強を習慣にすることや暇つぶしでも有益なことができればと。小学校に入ると自我が強くなり、だんだんやっつけでやっていましたが、子供達の勉強の理解度が把握できたことや学力の定着には繋がったのでやってよかったと思っています。
3歳~12歳 本を読む
小さい頃から図書館に行って本を借りて読むようにしていました。ただ、海外生活になってからは読める本が少なくなってしまい、本を読む機会が少なくなってしまいました。帰国後はまた本を借りるようにしましたが、娘はあまり興味を持たなかったです。でも、息子は今でも興味のある本は読んでいます。
では、何の習い事がよかったか
やって無駄なことは何もない
ここまで書いておいて申し訳ないのですが、やって無駄なことはなかったような気がします。習い事は、知識や技術を獲得したり、人間関係や社会を学んだり、できることが増えて自信がついたりと自己形成につながる大切な学びの場だと思います。習ったものは自信となって自分の武器となっています。私が習わせた物はどれもよかったのではないかと思っています。
注意点もある
私が子供達に習い事をさせる中で気をつけていたことはあります。
①休まない、すぐに止めない。
石の上にも三年です。どうしても都合が合わなくなってしまったとか、辛い事情がある場合は別です。すぐに投げ出すような人にはなって欲しくなくて、続けることに意味があると私は思っているので3年くらいは最低でも続けるようにしていました。
②1週間のうちに習い事は4日までにする。
習い事が多すぎると親も子も辛くなるんです。子供だってお友達と遊びに行きたい、ゆっくりしたいなどの気持ちがあります。親も送り迎えがいつもあると疲れます…お互いバランスが取れる量にした方がいいです。
③経済的に無理のない範囲でする。
習い事の数が多くなると比例して月謝の金額も上がっていきます。習い事によっては、遠征費や道具や衣類などの予想外の出費もあります。出費が多くなると夫婦喧嘩の元になりかねません。無理のない範囲というのは大事です。
④送り迎えはパートナーにも協力してもらう。
自分1人で全部受け持ってしまうと精神的にも体力的にも辛くなってしまうことがあります。パートナーにも協力を依頼しましょう。祖父母や友人でもいいと思います。子育てはいろんな大人が関わることが大切だと私は思います。
⑤月謝を考慮して、習い事を選ぶ。
私が子供に習わせたもので月謝が高かったものは音楽系です。楽器もさることながら、個人レッスンになるので金額は高くなります。その点では、市の教室などの自治体で運営している習い事は比較的安いと思います。保護者の手伝いなども特になく有難かったです。書道も月謝は安い方だと思います。
まとめ
今は新しい習い事が増えてきて、どれを選べばいいか難しいですよね。お子様にどんな人になって欲しいのか、本人の気持ちを尊重しながらサポートしていきましょう。習い事は決してお子様だけががんばればいいことではなくて、親子・家族でがんばっていくものです。家族みんなで習い事をやってよかったねと言えるものに築いていってください😊🍀
ご参考までに🐻
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