【体験談】娘の高校受験から学んだこと

子育て

思うようにはいかなかった娘の高校受験

ちょうど2年前になります。娘の高校受験の体験談をご紹介します。

娘の中学時代の成績

娘は中学に入って部活が始まり、疲れもあるとどうしても寝てしまう(ひたすら…)親が勉強するように声をかけても思春期で反発が強くなりケンカになってしまうので今後の勉強法はどうすればいいか困りました。娘と話し合い、塾でプロに指導をしてもらう方が伸びるのではないかと中1夏休みから塾(集団指導)に通い始めました。

塾は楽しいと話し、先生、お友達共に仲良く勉強させて頂きました。ただ、本人が勉強に対して貪欲に成績を上げたいというような感じはあまりなかったような気がします。

【実録】中学生塾代 娘の場合
高校生娘は中学生の頃塾に通っていました。中1~中3の約2年半くらい通いました。 ⇧良かったらご参照ください。 中学生息子はまだ塾に通っていないのですが、そろそろ通いたいようなことを話しています。 ん?塾代っていくらぐらいだったかな...

⇧塾代はかかりました…

業者テストの偏差値は中の上ぐらいでした。英検準2級の加点があれば、もう少し上の高校を狙える位置にいました。でも、あと数点足りず、合格できませんでした。コロナ過となり、業者テストの回数が少なくなってしまったこと、英検もスケジュールをうまく組めなかったことなどもあり不運もありました。ただ、その後1歩足りないというところが後々に響いてくるのです。

私立高校を受験して

最初に成績より少し上のレベルの私立高校を受験しました。難しいけど、恐らく大丈夫だろうと読んでいましたが、結果不合格でした。

次に、安全圏の私立高校を受験しました。テスト後、手応えがあったと話し、無事に一番上のクラスに合格することができました。合格ってこんなにうれしいものなのですね。親子本当に喜びました。とりあえず、行ける高校を確保できたので、安堵の気持ちでいっぱいでした。

ただ、ここで終わりにしていいものか。公立受験の高校はどうするか。

娘は理科社会はあまり得意ではなかったので、私立方向で考えていました。でも、滑り止めは確保したので、少し上のレベルの公立高校をチャレンジしてみたらどうかと提案しました。そこでダメだったら諦めがつくし、受かればそれに越したことはないと。そして、娘から頑張ってみると返事がありました。学校の先生、塾の先生にも相談してたぶん大丈夫ではないかということで、そこから1ヶ月間公立受験に向けて頑張りました。

公立高校を受験して

公立受験を終えて自己採点をしたところ、合格点のボーダーラインの点数は取れているようだという話でした。娘をたくさん褒めてあげました。最後に力が発揮できて本当によかったと思いました。しかし、合格発表の日、ネットで合否を確認したところ、娘の番号はありませんでした。娘の第一声を今でも覚えています。「ない…」と。娘と大泣きしました。辛かった。合格させてあげたかった…

公立高校は、当日の成績に内申点が加算されます。娘の内申点は低かったのです。部長や学級委員をやっていると加点が大きいのですが、娘は大きい加点をもらえる要素が少なかったのです。私立受験にも公立受験にも英検準2級合格していたら違ったのかもと…後悔先に立たずですが。

主人が冷静で助かりました。私達はしばらく大泣きしていたのですが、横で粛々と滑り止めで合格していた高校の入学手続きを進めていました。それを見て、私も現実を受け止めて、切り替えなければいけないなと我に返りました。

娘は逞しかった

娘がずっと悔やんで落ち込んでしまうのではないかと心配しました。でも、娘は強かった。2,3日後、

「きっとその高校でも(滑り止めの高校)楽しいよね。同じ中学校の子も行くし大丈夫。」

と。娘はしっかり受験に立ち向かったからこそ、逞しい人へと成長できたのだと思います。

辛かったし、悔しかっただろうけど、娘が落ちた学校に友達は受かっていて、その子達の合格を喜んでいました。卒業式に友人・先生方と笑顔で喜び合っている娘の姿は誇らしかったです。

娘の高校受験から学んだこと

私が手を出し過ぎていた。

娘の受験のときは、高校見学に行きたいとアプローチしてこないから、私から声を掛けて高校へ連れて行ってみました。高校見学の日にちを調べたり、予約を取ったり、何かにつけて娘に言っても動かないとイライラしながらやっていました。

振り返ってみるとやり過ぎていたところがあったと思います。主人からはいつもやり過ぎだと言われていました。でも、私はなかなか放っておくことはできなかったのです。ただ、娘の受験に対してのやる気スイッチを入れたくても、そういうものは自分から気持ちを変えないとだめなんですよね。促す、見守る、一緒に進めるバランスが大切だと思いました。

親子だけど、別の人生なのです。

現在、私は子供達の成績の受け止め方が少し変わりました。成績が良くても悪くても娘、息子の人生。自分たちの人生なのだから、自分たちで行動しなさい。自分の人生は自分で切り開いていかないといけません。親子で家族だけど、別の人生なのです。

気持ちの持ちようですが、そう思うと以前よりあまり口出ししないようになったと思います。息子はある程度成績がとれていることや部活が楽しいよなのでまだ塾に通っていません。娘も勉強をどこまでしているか定かではないですが、ある程度将来のことを考えているようなので成績に関して責めるようなこともしません。

⇧英検はちょっと私がトラウマになっています…

成績も大事だけど

娘は明るくて思いやりのある子です。友達もたくさんいて、先生方とも仲良く上手に人間関係を築ける子です。もちろん、悪いところもあります。すぐ寝るし、やることを後回しにして面倒臭がります。勉強は疎かになっています…でも、人のために役に立つ仕事に尽きたいから医療関係の道に進みたいと将来を考えているようです。彼女の良いところが活かせる仕事に就けたらいいなと親として感じています。

学校の偏差値やランクなどの上位に入ることが将来に大切だからとずっと子供に勉強するように話してきました。でも、成績も大切ですが、将来にどうなりたいかが大事なのではないかと今は思っています。そして、自立、自律した人へ成長していくことを願っています。

まとめ

娘の高校受験が思うようにいかなかったことからいろいろ学びました。子育ての価値観も大きく変わりました。ただ、こんなに受験というものは大変なものだとは思っていませんでした。子育ての難関事項であるのは間違いないです。来年度は、我が家はダブル受験です。娘の受験で学んだことが吉と出るか凶と出るかわかりませんが、子育てに正解はないので、このまま見守っていこうと思います😊🍀

ご参考までに🐻

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